おはようございます!京都市山科区の渋谷街道沿いにある、じとう接骨院の院長、地當です。
ブログをご覧いただきありがとうございます。このブログをご覧のあなたは、きっと何かしらお身体の不調を抱えていらして、それに対して当院がどんな施術をするのかについて興味をお持ちだと思います。
そこで、今回は右肩の周辺が痛いという患者さんを例に、当院での施術の特徴ついて【問診】【検査】【施術法】の順に簡単に説明させていただきます。
【問診】
患者さんは80代の男性、3年ぶりの来院です。当院はどんな些細なことでも丁寧にお話をお聞きします。この方の訴えは次のようなものでした。
・3日前に朝起きた時に「右肩が痛いなぁ」と感じた
・いつも右肩を下にして寝ているからかなぁ
・服を着る時や寝ている状態から体を起こす際に右肩を横に上げると「痛い!」となる
・突っ張れるような感じです
・「このままほっておくと、ドンドン悪くなるような感じやから、早い目に来ました」
肩の痛みはもちろんのこと、このままほっておくとどうなるのか・・というのはホントに不安がありますよね。当院は、痛みを取るだけではなく、ご本人様の不安を取り除いて、そして安心して日常を過ごせる!そのことがもっとも大切だと考えています。
【検査】
座った状態でどこの場所が痛いのかを教えていただきます。
・右の肩甲骨の外側の下の方を押さえられました。
現在のお身体の状態を確認するため、肩の動かし方を確認します。
・外側に手を挙げていくと肩の高さから上に行くと肩甲骨の外側に突っ張りを訴えられます
・前に手を挙げていく時も肩の高さから上に行くと同じ場所に症状が出ます
・腕を外側にねじるように動かしたときは、症状は出ません
・後ろに持っていく、そしてそこから反対の肩甲骨を触るように動かしたときも、症状は出ません
・さらに細かく部位を特定するため、想定される原因と考えられる部分を押すと、
「あっ、そこ、そこ!」とのことでしたので詳細な部位が特定されました。
ちょっと専門的ですが、この時点で、治療対象の部位を、右の前鋸筋と仮説しています。
次に、その部位が根本原因なのかを確認するために、そこを手で補助した状態で肩を前方と外側に上げてもらいます。
「あ~、なんかマシやね!」
ということですので、補助した状態で5回上げ下げしてもらって、補助を外した状態で上げてもらいます。
「あ~、だいぶん突っ張りがマシ!」
問診とこれまでの複数検査から、症状の原因を次のように判断しました。
・前鋸筋は肋骨と肩甲骨にまたがって存在している
・いつも右肩を下にして寝ていることで肩甲骨に負荷がかかっていた
・寝ている間に+αの負担がかかったことで、筋肉筋膜の動きが悪くなった
分かりやすく言うと、人の身体は、寝ている間に悪くなってしまうケースもあるということです。
【施術】
導き出した痛みの原因を解消するために、筋肉や骨格などに対して必要な場所に適切な刺激を与え施術していきます。身体の状態によって強度、刺激量も異なってきます。強ければ良いというものではありませんので、それぞれに合った整体を行います。当院では、筋肉筋膜の可動性を改善するために「筋膜リリース」という施術を行っています。
「筋膜リリース」は、連結している筋肉の一方を固定して、もう一方を動かすことで筋肉同士の癒着を剥がして滑りを回復させて本来の機能を改善させる施術です。
例えると「机に張り付いてしまったシールを丁寧に剥がしていく」そんな感じです。
今回は、患者さんにベッドにうつぶせの状態で寝てもらい、前鋸筋の可動性を改善する施術を行い、さらにツボ(経穴)を利用することによって、中心軸のバランスを整えました。そうすることで、筋肉の硬さが取れて本来の動きを取り戻すことができました。
施術後に肩を動かした患者さんから「あっ、サッと伸ばせる。」、と喜んでいただき、この日の治療を終えました。
後日、2回目の治療にこられた際に、最もつらかった時を100とすると今はどれくらいつらさが残っていますか?とお聞きすると「100が5くらいになったかな(笑)」と報告していただき、私も自分のことのように嬉しかったです!
このような方が一人でも増えるように、じとう接骨院は次のような方針で症状改善のお手伝いをしています。
・丁寧な【問診】と正確な【検査】によって症状の原因を正確に見極める
・原因と症状、両方にアプローチするオーダーメイドの【施術】を行う
・改善すべき習慣、オススメの運動などをおわかりやすく説明する
・無理のない治療計画を立て、症状改善まで責任持って最後までお付き合いする
当院の究極の目標は、日常生活をニコニコと過ごすことができないあなたの「お困りごと」を解決することによって、「生き生き」と「ありのままの自分」として輝いていただくことです。
お身体の不調や痛みに限らず、お困りごとのある方は、是非一度、私に相談にいらしてください。じとう接骨院は、自分の事を表現するのが苦手で痛みや不調を話す機会が無い方でも、安心してありのままのあなたでいることができる場所です!
なお、当院は院長一人で施術を行っていますので、一日に対応できる患者さまの人数には限りがあります。保険治療の対象ではない慢性的な腰痛や肩こりの辛さや、原因不明の症状による不安から一刻も早く解放されたいという方は、お早めにご予約を確保いただくようお願いいたします。
院長 地當 健一
受診をご希望の方は、075-595-0889まで、今すぐお電話ください。
じとう接骨院サイトhttp://jitohone.com/ ←こちらも見てくださいね。