おはようございます!京都市山科区の渋谷街道沿いにある、じとう接骨院の院長、地當です。

ブログをご覧いただきありがとうございます。このブログをご覧のあなたは、きっと何かしらお身体の不調を抱えていらして、それに対して当院がどんな施術をするのかについて興味をお持ちだと思います。

そこで、今回は腰痛の患者さんを例に、当院での施術の特徴ついて【問診】【検査】【施術法】の順に簡単に説明させていただきます。

【問診】

患者さんは50代の男性です。「二日前から腰が痛いんですけど、見てもらえますか⁉」と3年ぶりに連絡を頂きました。

当院はどんな些細なことでも丁寧にお話をお聞きします。この方の訴えは次のようなものでした。

・2日前から腰が痛い

・朝起きて、いつも通り生活していたら一瞬右の腰が「グっ」となった

・それから、徐々に腰に痛みを感じだした、その時は左の腰に痛みを感じた

・しばらくじっとしていてからの動き出し「ギクッ」と来る

・体を少し前に倒す、顔を洗うみたいな時に「ビク」と来る

・靴下を履くのに一苦労

・動いていると馴染んでくる

・何もしていない時は「じ~ん」と来る

・夜は眠れました

・「前に診てもらった時と同じような感じだったので連絡させていただきました」

腰が痛くなった時に当院を思い出してくださったこと、とても嬉しく感じました。

お役に立てるよう誠心誠意全力で治療にあたらせてもらいます。

 

【検査】

現在のお身体の状態を確認するため、

後ろから座った姿勢をチェックします。

・骨盤の右側に体重が乗っています。

・肩は左が下がっています

・右の顎は見えないのですが、左の顎が後ろから見えます。

・上半身と下半身の位置関係が整っていない状態です。

 

次に座った状態でどこの場所が痛いのかを教えていただきます。

・ベルトを巻くラインを押さえられました。(専門的にはヤコビ線といいます)

・さらに細かく部位を特定するため、想定される原因と考えられる部分を押すと、

「あっ、そこです!」とのことでしたので詳細な部位が特定されました。

ちょっと専門的ですが、この時点で、治療対象の部位を、右第5腰椎第1仙椎間関節と仮説しています。

 

次に、その部位が根本原因なのかを確認するために、そこを手で補助した状態で体を前に倒してもらいます。

「痛みはあまり感じません!でも左の腰から背中辺りに違和感があります」

と、掌を左腰辺りに持っていかれました。

なるほど、その様な示し方をされる場合は筋・筋膜が原因の場合が考えられます。

触って確認してみると、確かに腰の外側にある筋肉が硬く感じられます。専門的には腰方形筋と腸肋筋の部分になります。

 

問診とこれまでの複数検査から、症状の原因を次のように判断しました。

・初めに痛みを出した部位は右第5腰椎第1仙椎間関節

・その関節の動きがおかしくなった状態で生活を送っている間に左の腰周囲の筋肉の状態が悪くなってきた

・溜まっていた負担が、何気ない動作で限界を超えてしまい腰が痛みだした

・その場所に負担をかけてしまっている原因は、姿勢チェックから見て上半身と下半身の位置関係が整っていないことである

と判断しました。

分かりやすく言うと、上下2分割の収納タンスの上部分が今にも落ちそうな状態で横方向にズレた位置に設置してあって、少しの力で押された瞬間にバタンと崩れてしまった

そんなことをイメージしてもらえると良いと思います。

 

【施術】

導き出した痛みの原因を解消するために、筋肉や骨格などに対して必要な場所に適切な刺激を与え施術していきます。身体の状態によって強度、刺激量も異なってきます。強ければ良いというものではありませんので、それぞれに合った整体を行います。当院では、

滑走障害を改善するために「筋膜リリース」と言いう施術を行っています。

これは、連結している筋肉の一方を固定して、もう一方を動かすことで筋肉同士の癒着を剥がして滑りを回復させて本来の機能を改善させる施術です。

例えると「机に張り付いてしまったシールを丁寧に剥がしていく」そんな感じです。

 

そして椎間関節の可動性を改善するために「センタリングタッチ」という施術を行っています。これは、固まっている部位に対して心地よい揺らぎ刺激を与えることで本来の機能を改善させる施術です。

 

今回は、患者さんにベッドに座ってもらい、椎間関節の硬さを取り除く施術を行い、さらにツボ(経穴)を利用することによって、中心軸のバランスを整えました。

その後に筋肉と筋肉の隙間に指を差し込みながら動ける範囲で動いてもらうことで滑走不全を改善しました。

そうすることで、関節の硬さ、筋肉間の滑りの悪さが取れて本来の動きを取り戻すことができました。

施術後に立ち上がった患者さんから「あっ、さっきとは違う所に違和感があります」と左のベルトラインの少し下の部分、(専門的には仙腸関節と言います)
を指さして教えてくださいました。

成る程、ということで仙腸関節の状態を確認すると

仙骨が腸骨に対して、頭を上に持ち上げるように後傾する状態(専門的にはカウンターニューテーションといいます)になっています。仙腸関節の構造上、この状態ですと関節は緩みの状態にあります。

では、私の両手で患者さんの仙骨と腸骨に対して、それぞれある方向に力を加えた状態を作ります。

その状態で、座っているところから立ってもらい、さらに背すじを反れるところまで反ってもらいました。

「あっ、違和感がなくなりました!!」

次に、同じ動作を5回繰り返してもらいました。

そして、私が手を離した状態で動いてもらうと・・・

「楽に動くことができる!」と喜んでいただき、この日の治療を終えました。

 

当院では、腰痛治療に際して

1:椎間関節性

2:仙腸関節性

3:筋・筋膜性

4:椎間板性

の4つの原因に分類して治療に当たっています。

今回の患者さんの腰の状態は、1・2・3の3つが併発した状態でした。

どの組織が痛みを出しているのかを仮説しながら施術していくことで早期改善に導くことができました。

 

今後も『痛みを発生させている組織を仮説し、その組織及び、その組織への負担を改善させる』ということを常に意識して治療にあたります。

 

 

このような方が一人でも増えるように、じとう接骨院は次のような方針で症状改善のお手伝いをしています。

 

・丁寧な【問診】と正確な【検査】によって症状の原因を正確に見極める

・原因と症状、両方にアプローチするオーダーメイドの【施術】を行う

・改善すべき習慣、オススメの運動などをおわかりやすく説明する

・無理のない治療計画を立て、症状改善まで責任持って最後までお付き合いする

 

当院の究極の目標は、日常生活をニコニコと過ごすことができないあなたの「お困りごと」を解決することによって、「生き生き」と「ありのままの自分」として輝いていただくことです。

 

お身体の不調や痛みに限らず、お困りごとのある方は、是非一度、私に相談にいらしてください。じとう接骨院は、自分の事を表現するのが苦手で痛みや不調を話す機会が無い方でも、安心してありのままのあなたでいることができる場所です!

 

なお、当院は院長一人で施術を行っていますので、一日に対応できる患者さまの人数には限りがあります。保険治療の対象ではない慢性的な腰痛や肩こりの辛さや、原因不明の症状による不安から一刻も早く解放されたいという方は、お早めにご予約を確保いただくようお願いいたします。

 

 

院長 地當 健一

 

 

受診をご希望の方は、075-595-0889まで、今すぐお電話ください。

じとう接骨院サイトhttp://jitohone.com/ ←こちらも見てくださいね。

 

インターネット予約はこちら
電話予約はこちら

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA