【自己紹介 ☆第3章挫折そして再生】
おはようございます!京都市山科区の渋谷街道沿いにある、じとう接骨院の院長、地當です。
ブログをご覧いただきありがとうございます。このブログをご覧のあなたは、きっと何かしらお身体の不調を抱えていらして、施術を受けようと思っていらっしゃるのかもしれません。
それに対して施術する人物がどの様な人物なのかについて興味をお持ちだと思います。

実は、私、Kindle出版で電子書籍を一冊出版しております。
ほぼ自伝です(笑)
それを、ブログで順次公開しようと思います。

4回目は、開業してから色々な気づきの物語です。
患者さん、そして周囲の人々とのかかわりがあったからこそ、治療家として、そして一人の人間として成長させてもらえた。
そんな挫折からの再生への物語です。

読んでいただけると嬉しいです。
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☆第3章1回目の転機
◎ターニングポイント
開業当初から予約制を取り入れていましたので、患者さまが増えてくると受付時間の前倒しで6時半から施術をする、終了以降の10時半まで施術をすることが当たり前になってきました。
そのような状態で開業から3年が経ったころのことです。

ある朝、ベッドから起きようとした瞬間「あれ…?」

身動きを取ることができません。金縛りのような状態です。
それでも予約が入っているので何とか職場まで行くと、徐々に体が動き出します。
そのような状態が3日ほど続きました。

なんとか体調も回復し、近所のコンビニに買い物へ行こうと小走りをしたときに「ギック!!」と腰に痛みが走りました。
まさにギックリ腰というやつです。

その時、私は思ったのです、自分が診てもらう立場であったならギックリ腰を起こすような治療家に安心して体を預けることができるのだろうか?

この状態は、身体を診るプロとしては如何なものかと・・・
例えるなら

「歯槽膿漏の歯医者さんに、安心して口腔内のケアを任すことが出来るのか・・・」

その様な悩みがあり、仕事を止めようかと思っていた時期でありました。

しかし、こんな私でも頼ってくれる患者さまが居られ、その患者さまが良くなって顔が輝きだす様子を見ていると、「やはりこの仕事が好きだ。だからどのようにかして、今の状態を乗り越えて、今より良い治療家になりたい」と強く思いました。

◎新たな師匠との出会い(衝撃を受けたのは技だけでなく、その人柄だった)

そこでまずは、自分の体調管理から始めようと色々な治療院に通い始めました。

そして、そこで実感したことがあるのです。治療してもらった後は快調なのですが、しばらくすると腰にだるさや痛みが出てくるのです。

患者さまが「治療してもらって、しばらくは調子よかったのだけど…」と言って来院される気持ちが初めて理解できました。

治療してもらうだけでは健康にはなれない。

どうすれば、日常生活において痛みを感じることなく、いきいきと健康に過ごすことができるのだろうかと考え始めたのです。

ここに至って初めて、自分はどの様に身体を使っているのだろうか?立ち方は?歩き方は?意識の持ち方は?呼吸も関係しているのではないのかな?という視点を持ち始めたのです。
なので、どこかに自分の身体を良くして、しかもそれが仕事の役に立つ治療法や身体操法が無いか、必死に探しました。

そして、センタリング呼吸法と言うブログに出会ったのです。

呼吸法と銘打ってはいましたが、やられている事は「大東流合気柔術」の教室でした。
そのブログは、稽古における気付きを会員内で共有するという事を趣旨とされていて。
それを外部にも公開されていたのです。

そのブログには、自分にとってすごく惹かれるものがあったのです。
そこで、たまらずに主催されている北野三樹雄先生にメールを送りました。

「興味があるなら一度稽古に参加してみてください」
と返事があり体験稽古に行き、そして、そのまま入会しました。

 はじめて受けた合気柔術の技にも、もちろん衝撃を受けたのですが、
それと同じくらい、先生の人に対する、さりげない気遣い、相手を思いやる心遣い、なりよりも師匠面しないと言う人格面に衝撃を受けたのでした。

そして、その様なことも影響しているのか、不思議と先生のまわりだけスポットライトがあっているかのように、いつも明るいのです。

その先生の下で稽古をしていく中でバランスや呼吸の大切さや意識の持ち方の重要性を理解することができ、理解したうえで稽古を続けていくうちに腰の痛みを感じることは無くなりました。

そして、北野先生は柔術の理合いを応用した治療法を開発されていました。
いつか、先生のような施術が出来ればと、今現在も教えを請いに通っています。

腰の痛みを感じなくなってからは、家族に常に笑顔で接することができるようにもなりましたし、全力で走っても腰に痛みを感じることが無くなりました。

そして、以前より仕事が楽しくなったといったという変化がありました。

◎患者さまが「困っていること」を解決するはずが・・・

このような経験から、私は患者さまの痛みという症状を解決するだけではいけない。
なぜそこに痛みが出たのか?バランスの問題なのか?意識の持ち方の問題なのか?何か他に原因があるのではないか?というところまで解決できて初めて健康になれる。

健康であるから楽しく日常を過ごすことができるのだと学びました。

そして正しいことを伝えていけば、患者さまの問題を解決できて患者さまは喜んでくれる。

はずでした・・・
しかし、物事はそうは順調には行かないものです。

自分では、正しいことを伝えようとして、患者さまにやっていたことは、こんなことでした・・・

「イヤイヤ、そんな動き方しているから痛くなるのですよ。自分で治さないとだめですよ・・・こうやって動けばいいんですよ~」などと
立ち方、歩き方、座り方などの動きについて自分なりの正論を言い過ぎていました。

そうすることで、何が起こったか

患者さまは、出来ていない自分にドンドンとフォーカスしてしまう。

結局、言われたことが出来ない私はダメなんでしょ!と感じて心のシャッターを閉ざしてしまう事になる。

結果、あそこに行くと人格まで批判されているように感じてしまう、そんな残念なことが起きていたのです。

自分としては正しいことを言っているつもりなので、患者さまのためになっていると思っていました。
最後は、思考パターンが変化してセルフメンテナンス出来る様になってほしいと思っています。
自分では、誠実なつもりだと思っていたのです。

ある学びに出会うまでは、この両者のギャップ(感じているvs思っている)に気づくことが出来ていなかったのです。
(次章へ続く)

じとう接骨院は次のような方針で症状改善のお手伝いをしています。

・丁寧な【問診】と正確な【検査】によって症状の原因を正確に見極める
・原因と症状、両方にアプローチするオーダーメイドの【施術】を行う
・改善すべき習慣、オススメの運動などをおわかりやすく説明する
・無理のない治療計画を立て、症状改善まで責任持って最後までお付き合いする

当院の究極の目標は、日常生活をニコニコと過ごすことができないあなたの「お困りごと」を解決することによって、「生き生き」と「ありのままの自分」として輝いていただくことです。

お身体の不調や痛みに限らず、お困りごとのある方は、是非一度、私に相談にいらしてください。じとう接骨院は、自分の事を表現するのが苦手で痛みや不調を話す機会が無い方でも、安心してありのままのあなたでいることができる場所です!

なお、当院は院長一人で施術を行っていますので、一日に対応できる患者さまの人数には限りがあります。保険治療の対象ではない慢性的な腰痛や肩こりの辛さや、原因不明の症状による不安から一刻も早く解放されたいという方は、お早めにご予約を確保いただくようお願いいたします。

院長 地當 健一

受診をご希望の方は、075-595-0889まで、今すぐお電話ください。
じとう接骨院サイトhttp://jitohone.com/ ←こちらも見てくださいね。

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