スネの内側の痛みを我慢して練習を続けていませんか?

「スネの内側が痛いのに痛みを我慢して練習を続けていませんか?」

 

みなさんおはようございます!京都市山科区の渋谷街道沿いにあるじとう接骨院の院長、地當です。

 

高校1年生のバスケット部に所属している女子が、「スネの内側が痛い」という事で来院されました。
「2か月ほど前からダッシュや着地するときに左のスネの内側が痛くなってきて、1週間くらい前から朝起きた時に浮腫みと痛みが出てきた!」という訴えです。

 

高校の運動部は3年間という期限内で結果を出さなければなりませんし、レギュラーを獲得するには少しくらいの痛みで休むわけにはいかないですよね。ですから、痛みを我慢して練習を続けている学生さんが結構おられます。

 

お話をよく聞かせてもらうと

  • 平日の練習時間は、朝練1時間、放課後4時間
  • 週末は、朝9時から夕方18時まで
  • 月曜日のみ放課後練習は無し

 

という事で、試験前以外はほぼ休み無し…きつ過ぎますね~…。強くなろうと思うとそれ位練習が必要なのでしょうね。

 

症状としては

  • 下腿内側(すねの内側)で膝から内くるぶしにかけての中央から下3分の1付近、5~10㎝の範囲で痛みがでています。
  • 脛骨(すねの骨)の内側を押していくと圧痛があります。
  • 運動量が増えるにつれ、痛みが徐々に増してきます。
  • 朝起きた時に痛みのある場所が浮腫んでいます。

と言うのが確認できました。

検査をさせていただき

  • 壁に手を着かせ踵を浮かす(腓腹筋の状態をみる)と痛む。
  • 膝を曲げた状態で踵を浮かす(ヒラメ筋の状態をみる)と更に強く痛む。
  • 膝を曲げた状態で踵を浮かさずに脚を抱え込み体重を掛ける(長趾屈筋、後脛骨筋の状態をみる)と痛みと突っ張り。
  • 立位で姿勢を観ると偏平足で過回内足気味です。

 

伺ったお話と検査から、「シンスプリント」ではないかと判断しました。
シンスプリントとは日本語の正式名称を”脛骨過労性骨膜炎”といい、この名の通り脛骨というスネの骨に過度なストレスがかかり続けた結果、骨を包む骨膜という膜部分が炎症を起こして痛みに発展することを言います。痛みの場所はおおよそスネの骨の内側付近に存在します。

 

では何故この様な症状が起こるのでしょうか?

 

【シンスプリントの原因】

  1. オーバーワーク(使い過ぎ)
    スポーツをされている方の痛みの原因として多くあげられるオーバーワークですが、シンスプリントでもオーバーワークは一番の原因だと言われています。シンスプリントの痛みが起こるスネの内側の骨膜に繰り返しかかる負荷が炎症を引き起こし、疼痛を引き起こします。
  2. 骨膜にかかるストレス
    本来、人間の骨は痛みを感じる神経はないため、骨だけが折れても痛みを感じることはありませんが、その骨を包む骨膜に痛みを感じる神経があり、それが損傷することで人間は痛みを感じます。(骨折した時は大体両方とも損傷するので痛みを感じます)。シンスプリントはその骨膜への負荷が痛みの原因になっていることがよく言われています。

    • 過回内足(まっすぐに立位をした時に後ろ姿を見ると、アキレス腱のラインよりかかとが外側に捻じれている状態)によって骨膜が引っ張られる状態が続き、ついには炎症を起こし痛みを引き起こします。
    • ヒラメ筋、長趾屈筋、後脛骨筋の脛骨付着部による牽引力によって骨膜が引っ張られ、痛みを引き起こします。
  3. 偏平足
    後脛骨筋は足のアーチを形成に大きな役割を担っています。しかし、この後脛骨筋の役割が弱くなると偏平足になる可能性があります。後脛骨筋はふくらはぎの筋肉の中でも一番深いところに位置し、周りを骨と筋肉によって囲まれています。そのため、周りの筋肉の過度な緊張が後脛骨筋を圧迫して正常な機能を低下させ、ついには足のアーチが崩れ、そしてアーチが落ち込むことによりスネの骨は内側が伸ばされるような状態になるため、シンスプリントに発展してしまう可能性があります。
    要するに後脛骨筋による過度な緊張も避けなければいけないし、機能が低下してしまうことも避けなければいけないため、シンスプリントにとっては非常に重要な筋肉になります。

 

【まとめ】

シンスプリントは…
  1. 過度な使い過ぎによる筋肉・骨への過負荷
  2. 痛みを誘発する骨膜への力
  3. 偏平足による脛骨内側への過負荷
が原因となって引き起こされるわけです。

では、どのように対処すれば良いのでしょうか?ご自分でケアされる場合は以下の3点を実行してください。

 

【自分でできるケア】

  • 安静とアイシング
    基本的にオーバーワークによるシンスプリントになった場合は激しい運動を避けて、安静にし、アイシングを行うことが大切です。 炎症の具合次第では、血流を促進し組織の回復をさせるために温めることも有効です。が、判断が難しい場合はアイシングをしてください。
  • 骨膜をけん引している筋肉を緩める。
    ストレッチボードに乗るなどしてシンスプリントの原因となっているヒラメ筋・後脛骨筋・長指屈筋などを緩め、筋肉の強いけん引力が骨膜にかからないようにします。
    過回内足である場合は、足の関節の歪みや動きの悪さも改善してやらなければなりません。関節の歪みや動きの悪さを改善しないままに放置しておくと、痛みが繰り返すことが多くなってしまいます。
  • 偏平足を改善する。
    上記の筋肉を緩める事も偏平足の改善につながりますが、拇指球・小指球・踵を活性化するインソールを使用することでより改善することが期待されます。
    当院で使用しているインソール→バランス工房http://b-kobo.com/shop/

 

初期段階では症状が似ているため判断が難しいものに疲労骨折があります。歩くだけでも骨に響いたり、スネの骨を叩いて痛みがある場合には、疲労骨折を起こしている可能性もあるため、安静にしていても痛みがひかない場合は医療機関を受診することも検討してください。

 

この患者さんの場合、偏平足が目立っていました。ヒラメ筋や長趾屈筋、長拇趾屈筋の過度な緊張が後脛骨筋を圧迫し機能を低下させていることが偏平足になってしまっている要因と判断しました。

 

骨膜へのけん引力を軽減しながら、圧迫も取り除けるように後脛骨筋以外の筋肉の緊張を緩める手技を施しました。下半身の骨格のバランスの崩れもありましたので、整えました。骨格を整えることで筋肉に掛かる負担が軽減できます。

 

練習を継続しながらの治療になりますので、難しいところもありますが、患者さんが諦めない限り私が諦めることはあり得ません!全力でサポートさせていただきますので、充実した高校生活を過ごしましょうね!

「ファイト!」

 

当院では、患者様のお話を「よく聞き」、本当の困りごとを共有し、検査で患者さんが自覚していない所に原因が無いのかを探ります。専門家としての見解をお話ししますので、不安があればその時に何でも聞いてください。そこでお互いに納得してから施術に入らせていただきます。

 

同じようなお悩みを抱えていらっしゃる方で、どうしても早くに痛みから解放されたいと言う方はじとう接骨院までご相談くださいね。

 

当院は、日常生活をニコニコと過ごすのが辛いほどの不調や痛みで傷ついているあなたの「なんで?」を明らかにし、あなたの「困りごと」を解決することによって、活き活きと過ごしていただくことを目標としています。

 

じとう接骨院は完全予約制のため、一日に対応できる患者さまの人数に限りがあります。
長年の痛みや保険が使えない症状である、慢性的な腰痛や肩こりの辛さや不安から解放されたいという方は、お電話で予約を確保いただくようお願いいたします。

 

当院では、急性の外傷以外は自費で承っております。自費治療では保険治療ではできないようなオーダーメードの治療をすることができます。

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  • 初診料 2,160円
  • 施術料 6,480円

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受診をご希望の方は、075-595-0889まで、今すぐお電話ください。
じとう接骨院サイトhttp://jitohone.com/ ←こちらも見てくださいね。

 

診察時間:
  • 平日8:30~12:30、16:00~20:00
  • 土曜日8:30~12:30

〒607-8077 京都市山科区音羽沢町10-7
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