おはようございます!京都市山科区の渋谷街道沿いにある、じとう接骨院の院長、地當です。

ブログをご覧いただきありがとうございます。このブログをご覧のあなたは、きっと何かしらお身体の不調を抱えていらして、施術を受けようと思っていらっしゃるのかもしれません。

それに対して施術する人物がどの様な人物なのかについて興味をお持ちだと思います。
実は、私、Kindle出版で電子書籍を一冊出版しております。
ほぼ自伝です(笑)
それを、ブログで順次公開しようと思います。

6回目は、自分の仕事は、患者さんの身体の不具合を治すことである!という思い込みをはずすことが出来た、そんな講座との出会いの話です。

治療家としての「在り様」の大切さに気が付くことが出来ました。

読んでいただけると嬉しいです。
________________________________________

☆第5章 言語学との出会い(3回目の転機)
あるSNSを見ているときに、気になる広告を見つけたのです。
それは「施術家の言語学」という講座の広告でした。

「たった数分話をするだけで患者さまが涙する、そして、自ら次回予約を申し出てくれる。
このような方法があれば、あなたは、それを手に入れたくないですか!」

その様なフレーズが広告に一面に出ていたのです。
正直、怪しさしか感じませんでした。

しかし、知り合いの先生方が多数受講されているという事を知り、あの先生方も受けているなら信頼してもいいのかも、と感じたのです。

説明会が、あると言うことなので、先ずは申し込んでみました。
参加をさせていただき、非常に興味深く感じました。

本講座に参加してみたいなと思ったのですが、正直、受講料金は安くはありませんでした。

預金が減っていく・・・そんな状況でしたので、かなり迷いました。
が、自分の中の何かが「これは受講したほうが良いよ」と強く訴えかけてきたのです。

今までの経験上、自分の中から強く訴えかけてくる、その様な場合、その訴えを受け入れることで人生が良い方向に行くことを知っていました。

ですので、「え~い、ままヨ!」と、その説明会の場で受講の申し込みをしたのです。

そして、事前学習として本講座が始まる数か月前から前期講座の動画配信が始まりました。

その動画の中で教えられていた、お出迎えのテンプレートや言語学独特の言葉使いを試してみたのです。

そして、患者さまの反応に違いを感じました。
反応に違いが出ると、なんと、売り上げが上がったのです。

正直、驚きました。
そして、嬉しく感じました。

その様な体験があったので、本講座が始まった時点では、学んだことは、先ずやってみようというマインドになっていました。

施術家の言語学は、NLP、影響力、エリクソン催眠と言うもので構成されています。
そして、そこでは伝え方、特に順番が重要であると教わりました。

学ぶ前の私は、「良い人」ではありましたが、伝え方に順番があるということを知らなかったので、
それが、出来ていなかったことに気が付きました。

そこに気が付いたので、学んだことを先ずは、実直に実践してみました。
そうすると、リピート率が上昇しだし、紹介も増えだしたのです。
少しずつ患者さまに私の治療の価値が伝わりだしたのです。

SNSで院の記事を毎日アップする、ブログの記事をアップするということをしていましたが、正直プレッシャーを感じていました。

言語学を始めて、一度やめてみたらどうなるかとSNSの更新を止めてみたのです。
そうするとプレッシャーが無くなり施術に集中できるようになったのです。

◎言語学を学んで変化した事

言語学を学んで、最も私に変化を与えてくれた最初の考え方は、100%目の前の人の味方と言う立場に立つということです。

それまでは、患者さまの会話を「あ~、それね。実は私もね、コレコレでコンナコンナだったのですよ。○○さんと同じですね」とにこやかに話を途中で盗む、いわゆる「会話泥棒」をしていたのです。
自分では患者さまとの距離を縮めるという目的のために良かれと思ってやっていたのです。

講座で学んだ、100%目の前の人の味方と言うことを意識すると、自分の意見や考えを横に置いて話を聞くことが出来るようになったのです。
そうすると「会話泥棒」を止めることが出来るようになりました。

何と会話泥棒を止めることが出来てくると、患者さまが次から次へと自分の事を話してくれるようになりました。

◎正論を伝える前に

もう一つの大きな学びとしては、正論を伝えるのは、患者さまが、私の言うことを受け入れてもらえる状態になっていなければならないということです。

以前の私は、3章でも書いたように、患者さまのためと思い正論をぶつけていたのです。

が、言語学を学んで患者さまには、腰痛を起こしてしまう動作や習慣をしなければならない事情がある事を承認するようになったのです。

「それって大変ですね、もしよろしければ、現状でお話しできる範囲でけっこうですので、どのようなご事情が有るのか、お話しいただいてもいいでしょうか。」
というステップを取り入れてみたのです。

そうすると「実はね・・・」と色々とお話してくださるようになってきたのです。

そのあとに、現状の体の動かし方、そして、このように動かしてみれば何か違いを感じてもらえるかもと言うことを伝えるようにすると受け入れてもらえる事が増えてきました。

ガチガチに固まっている患者さまは、自分の事が受け入れられているのだなと感じるので、安心して自分の事を話せます。
安心すると「あ~ここでは、力をいれなくてもいいみたい」と感じてもらい身体が緩んでいくのです。

そして、深い部分まで話をしてくださるので、私は、より正確に「見立て」が出来るようになりました。

受け入れ態勢が整っている状態でより正確に「見立て」が出来ているので、同じ治療をしていても効果が出やすくなってきたのです。
その結果、患者さまの改善が早くなってきました。

そして、私自身も施術の時に変な力みが無くなったので身体が疲れにくくなりました。

そんな相乗効果があることを実感しています。

また、患者様からの答えにくい問いかけに対しては、専門家としての立場から言わせてもらうと「・・・・」で返すようにすると、専門分野にシフトさせて答えることが出来るので患者さまに受け入れてもらいやすくなりました。

聞き方や伝える順番、伝わりやすい言葉があることを言語学で学びました。
「人柄治療家」として自分を確立していきました。

そうすると防御態勢を解いてもらいやすくなってきました。

特に慢性的な痛みを感じている方は、身体的、精神的ともにずっと防御態勢をとっていることが多いです。
それを解いてもらうことは、治癒にとってはすごく重要なことなのです。

◎自立(自律)出来るようになるのを手伝う事が私のやりたいこと。

施術を受けられて調子が良く成られていく中で、よく
「先生が、居てくれるから身体が悪くなっても安心だ」
と言う言葉を頂けることがあります。

心から嬉しい言葉です。

しかし、わたしとしては、
セルフケアだけでご自分の身体を維持できるようになり、
患者さまご自身が、自立(自律)し、活き活きと人生を送っていただけるのを手伝う。
その様な状態になっていただきたいと思っています。

◎自立(自律)できるようになると、どのような事が起こるの?

腰痛で困っている方ですと腰の辛さが解消することで、腰痛への心配がなくなるので、選択肢が増える人生が変わるのではないでしょうか。

そうすると、自分の人生に期待とか希望を持てるようになります。

そして心身ともに自立(自律)出来るようになります。

自立(自律)出来ると、周りに惑わされない芯のある強さが身につくでしょう。

強くなれることで、活き活きとその人らしい人生を送ることが出来るようになるのではないのでしょうか。

そうなると愚痴がなくなり、自分のやりたいことをやっているので笑顔が増えるでしょう。

だから周囲の人との人間関係が変わる。
そして、信頼を得ることが出来る。

その方の人生自体が変わる。
こんなことが起こると素敵ですね。

◎私にとって、どうして自立(自律)が大切なのか

父親が営んでいた魚屋に働きに来ていた職人さんのエピソードが、私にとって自立(自律)できないことは、人生を破滅させる結果になるということを理屈ではなく身に染みいらせたのだと感じています。

そんなこともあって、保険を使って慢性的な症状を施術する、そんな自分を律しているとは言えない、ごまかしのような行為に耐えられなくなってきたのです。

この感覚が自費に移行するときに、自分を後押しする大きな力になったのです。

インターネット予約はこちら
電話予約はこちら

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA