おはようございます!京都市山科区の渋谷街道沿いにある、じとう接骨院の院長、地當です。
ブログをご覧いただきありがとうございます。このブログをご覧のあなたは、きっと何かしらお身体の不調を抱えていらして、それに対して当院がどんな施術をするのかについて興味をお持ちだと思います。
そこで、今回は腰痛の患者さんを例に、当院での施術の特徴ついて【問診】【検査】【施術法】の順に簡単に説明させていただきます。
【問診】
患者さんは40代の女性、腰痛で約1年半ぶりの来院です。当院はどんな些細なことでも丁寧にお話をお聞きします。この方の訴えは次のようなものでした。
・昨日の朝10時ころに仕事場で座っていて、腰を反らした時に「あれっ⁉」って感じた
・それからは、10歩ほどで腰の真ん中が「ビキっ」となる
・その日の夜は、少し身動きする度に「ビキビキ」なって、寝返りするのも怖くて、どうなるのか・・・
・腰を反らしたり丸めたりすると具合悪いです。
・昨日と比べて今日は、立ち座りが少しましです。と言っても100が98になった感じです
・「こんな感じなので、今日は仕事を休みました・・・。実は少し前まで凄く忙しくて、今は、少しは落ち着いたけどもやっぱり忙しくて・・・ほかの人に任せられる仕事ではないので明日は仕事行きたいのです。ホントは休んだ方が良いのは分かっているのですが・・あ~あ・・」
腰の痛みはもちろんのこと、お仕事が忙しくて、しかも人に任せられないという状況だと、体に無理がかかるから休んだ方が良いと分かっていても、仕事に行かないといけないと思って、あ~あと感じるのは無理もありませんよね。
当院は、痛みを取るだけではなく、ご本人様のやりたいことができるようになる!そのことがもっとも大切だと考えています。
【検査】
現在のお身体の状態を確認するため、歩き方を確認します。
・右と比べると左の上肢が振れていません
・骨盤と胸郭の位置がズレています
・「手で腰を支えてあげないと辛くなってきました」ということです
座った状態でどこの場所が痛いのかを教えていただきます。
・ベルトを巻くラインの少し左下と肋骨の右下を押さえられました。
・さらに細かく部位を特定するため、想定される原因と考えられる部分を押すと、
「あっ、そこ、ズーンときます!」とのことでしたので詳細な部位が特定されました。
ちょっと専門的ですが、この時点で、治療対象の部位を、左仙腸関節と右第2から3番の腰椎椎間関節と仮説しています。
次に、その部位が根本原因なのかを確認するために、そこを手で補助した状態で立ってもらいます。
「あっ!なんか楽です!」
補助した状態で5回立ち座りしてもらって、補助を外した状態で立ってもらいます。
「マシです。でもまだ不安感が・・・」
上向きに寝ていただきます。
右のお腹の中と左の骨盤の外側にある筋肉が硬くなっています。
問診とこれまでの複数検査から、症状の原因を次のように判断しました。
・座り方に癖があって斜め方向の負担が腰に蓄積していた。
・忙しい時期であったので仕事中に体を動かしてリセットする余裕がなかった。
・そのために身体に捻れが生じて左の仙腸関節と右第2から3番の腰椎椎間関節の関節可動性が悪くなってきた。
・忙しさが落ち着いたときに蓄積していた負担が腰を反らしたときに自分の許容値を超えてしまって、それらの関節に炎症を起こした。
分かりやすく言うと、人の身体は、関節が硬くなるとダメなのですが、この方はまさに腰の大切な部分の関節が硬くなっていて、それがホッとした瞬間にダムが決壊するように溜まっていた疲労が放出されてしまったと判断しました。
【施術】
導き出した痛みの原因を解消するために、筋肉や骨格などに対して必要な場所に適切な刺激を与え施術していきます。身体の状態によって強度、刺激量も異なってきます。強ければ良いというものではありませんので、それぞれに合った整体を行います。
当院では、関節の可動性を改善するために「モービライゼーション」という施術を行っています。
これは、固まっている部位に対して心地よい揺らぎ刺激を与えることで本来の機能を改善させる施術です。
今回は、患者さんにベッドにうつぶせの状態で寝てもらい、仙腸関節と腰椎椎間関節に硬さを取り除く施術を行い、さらにツボ(経穴)を利用することによって、中心軸のバランスを整えました。そうすることで、関節の硬さが取れて本来の動きを取り戻すことができました。
施術後に立ち上がった患者さんから「あっ、腰を反らせます!おっ丸めても大丈夫!」、歩いた後には「100だったのが50くらいになった感じです!」と喜んでいただき、この日の治療を終えました。
2日後に再び治療に来ていただきました。
「昨日は仕事に行きました。仕事を始めてしばらくしたら、右の腰の1点に疲れが集中して感じてきました。でも何とか仕事に行けたので良かった」ということでした。
チェックさせていただくと、関節の動きは改善しています。筋肉への負担が残っていたので、筋疲労に対する施術を行い、治療を終えました。
3回目の治療時に、
「腰から背中にかけて疲労感が残っているくらいになりました。あと残り10〜20くらい残っているだけになりました。もう大丈夫な気がします!」
と教えていただき、お役に立てたようでうれしく感じました!
このような方が一人でも増えるように、じとう接骨院は次のような方針で症状改善のお手伝いをしています。
・丁寧な【問診】と正確な【検査】によって症状の原因を正確に見極める
・原因と症状、両方にアプローチするオーダーメイドの【施術】を行う
・改善すべき習慣、オススメの運動などをおわかりやすく説明する
・無理のない治療計画を立て、症状改善まで責任持って最後までお付き合いする
当院の究極の目標は、日常生活をニコニコと過ごすことができないあなたの「お困りごと」を解決することによって、「生き生き」と「ありのままの自分」として輝いていただくことです。
お身体の不調や痛みに限らず、お困りごとのある方は、是非一度、私に相談にいらしてください。じとう接骨院は、自分の事を表現するのが苦手で痛みや不調を話す機会が無い方でも、安心してありのままのあなたでいることができる場所です!
なお、当院は院長一人で施術を行っていますので、一日に対応できる患者さまの人数には限りがあります。保険治療の対象ではない慢性的な腰痛や肩こりの辛さや、原因不明の症状による不安から一刻も早く解放されたいという方は、お早めにご予約を確保いただくようお願いいたします。
院長 地當 健一
受診をご希望の方は、075-595-0889まで、今すぐお電話ください。
じとう接骨院サイトhttp://jitohone.com/ ←こちらも見てくださいね。